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大阪成蹊大学で授業をしてきましたっ

コポキャラ(株)の藤原社長が非常勤講師を務めてらっしゃる「大阪成蹊大学」にて、就職支援活動の一環としての特別講義をさせていただきました。

タイトルは

「クリエーターのためのエントリーシート 〜自分という商品を売り込め!〜」

学内のキャリアセンターにポップがw

2時間の持ち時間をフル活用して、自分の経験・知識の中で、これから就職!という大事な時期を迎えた学生さん達に「役立つ情報」をできる限り伝えさせていただいたつもりです。

学校で講義をするってすごく刺激的。結論から申し上げるとめちゃくちゃ楽しかったです。(^^)

120118a.jpg 体温が上がってきた所


就職って何?仕事って何?会社って何?


という、そもそも...な質問をいくつか、学生さん達に投げかけました。

120118b.jpg

他にも、

・なぜ自分がその会社を志望するのか?
・企業にとってのいいデザインって何?
(デザイン科の子達が多かったのです)

・自分の独自能力って何?
・それを活かして、どんなVISIONを描く?
・会社に入って何をするの?

・商人と職人ってどう違うの?

等々。。。


なぜ、こんな根本的な「ざっくり質問」をしたかと言いますと、こういうことに「具体的な自分なりの答え」がなくては、エントリーシートという紙ペラで自分をPRし、末長く自分の力を発揮できる仕事を得られないからです。


職人ではなく、商人であれ!


今回講義に参加してくれた学生さんの多くは、デザイナーの卵ちゃんたち。彼らが目指すデザイナーという職業も、会社組織の一員も目指す以上、職人ではなく、商人でなくてはいけません。
職人と商人の違いを説明するために、「3人の石切職人」の話をしました。

出典はかのドラッガーですが、私流にこの3人を解釈するとこうなります。

・1人目→生きているが生きていない。
・2人目→今のみを生きる。社会的な役割は認識していない。
・3人目→個と公、過去〜未来、全体を生きる。

分かりやすくするため、少し極端な言い方になっているかもしれませんが。。。

3人目の石切工は、自分の仕事という個と、社会という公のつながりを理解し、さらに現在の作業が未来の価値につながっていることを理解しています。
さらに、未来の価値を理解する人は、先祖の功績にも想いを馳せる(=感謝)ことができます。

私は、この3人目の石切工こそ、商人脳を持った職人だな!と。


商人脳=人を喜ばせる力であり、全体を理解し感謝を知る力だと思います。


(もちろん職人さんを否定する意味はこれっぽっちもなく、商人脳を賛美するための表現です。念のため)


エントリーシートは愛のチラシ


彼らが目指す商業デザイナーが、価値を伝えるために使う代表的なツールが「チラシ」。
そこには、累々と商人脳を駆使した様々な「売り込み」という名の価値伝達テクニックがあります。

今、学生のみんなが磨いている「デザイン」という能力をフル活用して、自分という商品をお客さん=企業に、熱烈ラブコールを込めて売り込もう!

という意味を込めて、今回の講義では、エントリーシートをチラシに置き換えてワークショップを行いました。

・イラストなどのビジュアル要素
・自分という商品をPRする、目を引くタイトル
・項目の小見出し→キャッチコピー

などの商人的な要素を盛り込むことで、人事採用担当者の心を鷲づかみに掴んで、理想の仕事を勝ち取って欲しい。
と同時に、デザインという馴染みの深い作業を通して、まだ未体験の社会的な視座から見た、自分というものを感じ取って欲しかったんですね。


ただ、正直言うと、短時間でみんな理解し、実行してくれるかなぁ〜、、、という懸念もありました。

...が!それは、3分で杞憂であったことが分かりました。
さすがデザイン専攻の子達。すぐさま、思い思いに、自由な発想で「自分」をデザインに落とし込んでいました。
これにはビックリ!そして、ものすごく楽しかったです。
(もっと時間があったら、もっと見ていられたのになぁ〜w)

120118c.jpg

自分という商品を愛する!

自分の売っている商品が好きではない営業マン。 とことん惚れ抜いている営業マン。

「どちらが多く商品を売ることができるか?」
と問われれば、答えは明白ですよねー。

これは、就活でも同じことだと思います。
自分を売り込む前に、自分という商品を大好きになって欲しい。これは、普段なかなか意識できないことですが、就職という一大イベントは、逆に言わなくてもビッグチャンス。売り込まなくてはいけない今こそ、自分のすごさを知るべき時。

テクニック的なことは、全てこの土台なくしては砂の城だと思うんです。


そのために、自分のイイ所を書き出して、それがどんなきっかけで磨かれたのか?を思い出すワークをしました。(多くの企業でエントリーシートの必須項目ですしね)


...ただ、これが上手く出来ずに、ちょっと苦しそうな表情を浮かべてた子がいるんですね。サッサとできない自分を責めているような、そんな感じの子が。。。
正直言うと、やはりちょっと胸が痛むワケです。

自分を振り返ってみても、その大切さに気がついたのは30歳を超えてからで、彼らがまだ答えをだせなくても「いいじゃん!」と思うんです。
でも、就職活動で「今」その答えが求められている。それはそれで仕方がない。。。そんな、何ともやり場のない気持ちもあるのですが、


とにかく、そこは思い悩まず「いつか分かる時が来るさ...いやさ、来させてみせるもん!」ぐらいの開き直りで、無茶旅行でもして色んな人に会い、色んな経験をする方がいいのになーと思うんです。w
もし、今、自分が学生だったら明日からそうするなぁ...と。
そのことを伝えたかった...。。。(個別で話ができなかったことが心残り。。。)


嬉しかったこと


正直、セミナーや講演の後は「役に立ったかなぁ?」と不安に思う部分があります。
だからこそ、アンケートなどでいい反応が返ってくると、それはやっぱりすごく嬉しいんですね。

今回嬉しかったのは、終了後、私の話に興味をもって、いくつも質問をしてくれた子が数名いたこと。
一度退室したのに、また戻って来て「名刺もらってもいいですか?」と言ってくれたこと。

いつもは駅までのスクールバスに乗るためすぐに退室するのに、「今日はすぐに帰ろうとしなかった子が多かった」と先生がおっしゃったこと。

そして、当時の自分より断然立派な、積極的な子達がいてくれる、ということです。


反対に悔しかったのは、藤原さんが数名の女生徒に囲まれ、大人気だったことです(^^)


とにかくすごく楽しかったし、学生さんに話をすることで自分を振り返り、自分の学びになった点が非常に多くありました。
こんな素晴らしい機会をいただけたことに、心から感謝申し上げます。ありがとうございました!

120118e.jpg 帰りのスクールバスにもぉ!(発案=藤原さん)

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January 19, 2012 2:57 PMに投稿されたエントリーのページです。

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