「ユビキタスネットワーク」という言葉をご存じでしょうか?
舌をかみそうな発音ですが、意味は難しくありません。ユビキタスは「いたるところにあること」といった意味で、これにネットワークがくっつくと、「いつでもどこでもネットに接続できること」になります。
別のもので例を出すと、日本は水が豊かで水道が整っており、自動販売機もあちこちにあります。日常の生活圏であれば、水は24時間どこでも手に入りますよね?
これが海外だと、水道水がそのままでは飲めないことも多くありますし、そもそも水が貴重という地域だってもちろんあります。
つまり水に関して言えば、日本は世界トップクラスで「ユビキタス」な状態なわけです。普段意識してませんが、これってスゴイことですよね。
さて、モバイル通信が盛んになってきたあたりから「ユビキタスネットワークが実現されれば、インターネット世界に革命が起きる」というようなことが言われてきました。
これはスマートフォンの登場で一部すでに実現されています。モバイル通信のコストが大幅に下がったことで、「ネットの見過ぎでパケ死」なんて言葉も過去のものになりましたしね。
実際、ネット使い放題のスマートフォンは大変便利な道具で、ブラウザ、メールはもちろん、自分が作ったデータを外出先からいつでも引っ張り出せるようになりました。
スマホがあればパソコンいらない、なんて言葉も囁かれるくらいの勢いですが、現実問題としてはパソコンでないとできないことは一杯あります。特に、何かデータを作成するときはパソコンの出番でしょう。
そんなわけで本題ですが、パソコンでユビキタスネットワークを実現する方法。いくつかありますが、ここしばらくPC内蔵の「WiMAX」を体験してみて、「これはすごい」と思いました。
WiMAXというのは、(少々乱暴な喩えですが) ものすごく範囲の広い無線LANみたいなものです。エリアがまだ狭いという弱点はありますが、きちんと繋がればADSLくらいの通信速度がでます。
また、最近はノートPCに最初から内蔵されていることが多いのも特徴です。一度契約してしまえば、無線LANとほとんど同じ感覚で使えます。つまり、パソコンを開いた瞬間からすでにネットに繋がっているのです。
スマホのネット接続って、繋がってページなりメールなりが表示されるまでに結構待たされますよね? 毎回インターネットまでの回線を確立しているので、そこでどうしてもワンテンポかかってしまうのです。もちろん速度的にも十分とはいえません。
その点、内蔵WiMAXは本当に「常時接続」という感じで、接続するということ自体を全く意識する必要がありません。速度は場所によって差が激しいですが、ブラウザやメールする分には概ねストレスフリー。YoutubeもOK。これぞユビキタスネットワークと言えるでしょう。
速度の点では光回線には遠く及びませんが、普通の用途なら自宅のネットもこれでいいんじゃない? という気がします。固定電話をやめて携帯電話だけにするような使い方ですね。
問題は、実際に自分の行動範囲で使えるか、速度がどれくらい出るかが使ってみるまで分からないことですが、これは無料期間を活用して調べられます(プロバイダとの契約をよく確認してください)。自分がいまちょうどその状態ですが、思ったより速度が出ていて満足しています。
この便利感はなかなかのものですので、次にノートPCを買い換える機会があったら、是非WiMAX内蔵のモデルも検討してみてください。パソコンってやっぱり便利だな!と思うこと間違いなしです。
















