日本人は普段から狭い空間に住んでいるせいか、小さいモノには惹かれる傾向が強いようです。僕も薄いノートパソコンなんかが発売されると、(買うかどうかはともかく) つい見に行ってしまいます。日本でモバイル機器が先んじて発達したのも、「小さいけど高い」製品に皆がお金を出してくれた結果でしょう。
しかし自分の場合、「小型軽量」以上に衝動買いを誘発する要素があります。それは「特殊なギミック」です。こういう機能は得てして実用性はあまりないものなのですが、やはり合体・変形は男子のロマン?なのか、非常に弱い。
最近だと、テレビに出てから一気に有名になった「ポメラ」というデジタルメモ機器が、「折りたたみ式キーボード」というギミックを搭載していました。これは小型化を実現するためにキーボードを半分に折ったという例ですが、実に興味を引かれるアイテムでした。ええ、もちろん買いましたとも。

さて、今回取り上げるのはこんなラインに位置するインパクトの強い製品です。まずは写真をご覧いただきましょう。

もう外観からして普通ではありませんね。どう見ても2画面です。これは小型モバイルノートをたくさん発売している公人舎の新製品で、「DZ」シリーズといいます (もっと気の利いた名前付ければ良いのに)。
このノートパソコン、普段は下のように1画面です。

つまりディスプレイが2重になっていて、必要な時だけ下の画面をスライドして引っ張り出すという構造になっているのです。1画面あたり10インチの1,024×600ドットですので、2画面にすると2048×600ドットになります。超横長です。ちなみに引っ張り出すときは下のような感じ。

ポメラと同じように、狭いスペースを最大限に活かすという発想ですが、こちらは常に広げるわけではなく、必要な時だけという所がポイントかと思います。複数のディスプレイを使っている方には覚えがあると思いますが、2画面あっても普段は持て余すもんなんですよね (業務で使ってる場合はそうでもないと思いますが)。
しかしこの方式なら、ネットで調べ物しながら文章書くときとか、横に長いエクセルの表を見るときとか、間違え探しクイズをするときとか、必要な時だけ2画面にすれば良いわけで、エコという点からもよろしいかと思います。
まあ、ここまで読んだ皆様ならお分かりのように、本当は何が良いのかと言われればスライドするからに決まっているわけですが。
ちなみにお値段は79,800円とリーズナブル。性能的にはネットブックより一回り良いくらいですので決してパワフルではありませんが、マルチメディアでヘビーな使い方をしない方なら、メインパソコンとして使っても問題ないレベルだと思います。
ちなみに複数のディスプレイを持つノートというのは実はこれが初めてではなくて、以前Lenovoから「ThinkPad W700ds」という機種が出ています。

ただ、こちらは小さい「サブディスプレイ」を付けるという考え方なので、また少し方向性が異なります。サイズもメイン17インチ+サブ10インチと非常に大きく、ノートパソコンというより小型デスクトップです。値段も40万ぐらいしますし。
これを見たときにもかなりソソるものがあったのですが、さすがに40万の壁を崩すには至りませんでした。今回は・・・TypeP持ってなければ即決なんですけどねー。
最後にせっかくなので真面目に仕事の話につなげると、DZの2画面構造は弊社のeラーニングを活用するときに最適なのではないかと思います。もし、実際に試したという方がいらっしゃったら是非ご感想などいただけると幸いです。



















