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200907
22
水曜日

脱出記

脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)
スラヴォミール ラウイッツ
ヴィレッジブックス
売り上げランキング: 72522
おすすめ度の平均: 5.0
5 参考情報
5 驚愕、感動! 6500kmの脱出劇
5 心が震えるような感動。

実際にあった壮絶な6500kmの脱出物語。


著書であるポーランド出身のラウイッツは、第二次世界大戦中にスパイ容疑でソ連当局に無実の罪で逮捕され、厳しい尋問と拷問の末、シベリアの収容所に25年間の強制労働の刑と判決がくだされる。

シベリアに送られるも、こんな極寒の地で一生を終えるわけにはいかないということで、仲間6人とともに決死の収容所脱出を敢行。「シベリア」~「モンゴル」~「ゴビ砂漠」~「ヒマラヤ山脈」を、慢性的な飢えと灼熱や極寒と戦いながら徒歩でインドまで向かう大脱出劇であります。

ほとんどの装備を持たずに移動する彼らは、何度となく全滅する危機に陥るのですが、仲間の協力と創意工夫で次々に困難を切り抜けていきます。
(仲間が一致して事にあたるという話は大好きですね)

また、途中ほっと心が温まる話もありまして、モンゴル以降の中央アジアの国を通り抜ける際は、各地で村人たちが、彼らが異国の人で言葉もろくに通じないにも関わらず、旅人だからという理由だけで、食事をもてなしたり、一晩泊っていけと言ったり(言葉が通じないので身振り手振りで)と、アジア特有の人のよさが垣間見れるのです。


何よりこの脱出記の本は、この本が出版されたという事実が証明しているように、水戸黄門の番組よろしく結末はハッピーエンドと決まっているので、安心して読むことができるのです。


わたしが常々周囲の人に抱いている思いというか願いであります「何があっても生きて!」が裏切ることがないからなのであります。

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201002
18
木曜日

生かされて

生かされて
生かされて。


1994年にルワンダで起きた大虐殺の中でも、希望を抱き続け、生き残ったツチ族の女性の手記であります。

ある日を境に、親しくしていた友人や近所の人たちが殺戮者に変貌し、ただ民族の違いを理由に大勢の人が殺されていきます。

地獄のような光景が繰り広げられ、彼女自身の家族は殺され、やがて彼女も命を狙われるようになります。

人はここまで残酷なことができるものなのだろうか?

現実の出来事であったあり得ない情景に、小生は絶句するしかできませんでした。。。。

ある牧師の家のトイレに、、7人の女性と共に隠れることになるのですが、外からは親しかった人が自分の名前を叫びながら、自分のことを探し回っています。

彼女は3ヶ月間も狭いトイレの中で絶望と恐怖と戦いながらも、常に希望を見出し、父の形見となるロザリオを手にして祈り続け、その祈りの中に神の愛を見い出していきます。

追い出されるようにトイレから連れ出された彼女は、最終的には解放軍キャンプにたどりつきます。

奇跡的に生き残った彼女は、ある日自分の家族を襲った囚われの身の殺戮者と対面します。

復讐を図る機会はいくらでもあったのですが、彼女はその相手を許すのです。


殺戮者を許し、その相手のために祈る彼女の存在は、人の心が荒れ廃れた今の世にとって希望そのものです。

国も民族も文化も宗教もあらゆる違いを超えて、人がひとつになれることを問い続けることこそが、希望への懸け橋になると思うのであります。

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201002
23
火曜日

岩堀先生の書籍

ポートフォリオで「できる自分」になる (SUNMARK FILE BOOK)
岩堀 美雪
サンマーク出版
売り上げランキング: 19126
おすすめ度の平均: 5.0
5 自分がここに居てもいいんだよって思える本。
4 とっても役立ちました。
5 デザインする力
5 曇っていた空が雲ひとつない青空になった!
5 簡単!できる自分に


「パーソナルポートフォリオ」というちょっと耳慣れないメソッドを実践し、担当する小学校ではクラスからいじめがなくなり、自分のことが嫌いだった子供が自分のことを好きになり、子供たちが自分の可能性に夢を持つ・・など着実に成果を上がられている先生が福井県にいらっしゃいます。


その先生の名は岩堀美雪先生。

その名の通り、福井県鯖江市の小学校で先生をされておられます。

 ⇒ 岩堀先生のブログはこちら


岩堀先生が実践されておられる「パーソナルポートフォリオ」とはいたってシンプルな方法でして、自分が大切に思っているものを「ファイル」の中にしまいこんでいくだけです。


自分が大切に思っているもの、つまり、自分が好きなものを集めることは、自分を受け入れることにつながっているのです。


岩堀先生は小学生や先生だけに限定するのではなく、広く一般の方々にもそのメソッドを提唱されておられます。


これまで岩堀先生の講習を受けた数は1万4000人以上。


実は小生も2回岩堀先生の講習を受ける機会がありまして、そのメソッドの効果のほどは小生を見ていただければ、納得いただけるのではと思っております!


同じに受講した方からも
 
 「自分のことをそのままに受け入れることができた」

 「人間関係がよくなった」

と喜びの声を聞いております。


先生が最近出版された書籍では、誰でも実践したくなるようにカラー写真や実践例がたくさん載るなど見やすくなっております。


書籍を読んでいただければ、すぐにでも始めることができるのです!


ファイルも105円で手に入れることができますので、万が一、効果がなかったとしても(それはあり得ませんが)、大損するわけではないのですから、まずは気楽に始められたらよろしいかと思います。

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201008
21
土曜日

ラテに感謝!

ラテに感謝! How Starbucks Saved My Life―転落エリートの私を救った世界最高の仕事

実話の話です。

アメリカ社会の上位層に所属し、大手広告代理店の重役を務めていた筆者マイケル氏は、53歳の時にある日突然に解雇を宣告されます。

その後、コンサルタントとして独立するも事業は徐々に下降線をたどり、遂には仕事は途絶えてしまいます。

自業自得ではあるのでしょうが、更に追い打ちをかけるように、不倫相手に子供が出来たことで、離婚。

そして、元妻や子供達に、家屋を始め財産を渡したために、無一文に転落してしまいます。

経済的にも家庭的にも人生の苦境の中に立たされる中、マイケル氏は、ひょんなことからスターバックスのアルバイトの職を見つけます。

肌の色も、生まれも、価値観も違う人々に囲まれながら、そして、初めての仕事にとまどいながらも、スターバックスでの仕事を通して、マイケル氏は人生で大切なこと、仕事を愛する喜びに気づいていくのです。


広告代理店の第一戦で働いていただけあって、まとめるのが上手いのですが、マイケル氏は気づきを三つのことにまとめています。

その一つに「自分の心の声を聞くこと」の大切さを上げています。

筆者自身が書籍の中で告白しているのですが、実は優雅な生活や高いステータスを得ている自分は本当は望んでいなかったのです。

ただ、家族や友人、会社からの期待に応えるために、自分の心の想いは無視し、そうした自分を選んでいたのです。

元々人と話をし、人とのつながることが好きな彼は、広告代理店の重役時代には得られなかった幸せを、60歳も過ぎてから、スターバックスのしかもアルバイトの仕事の中で見つけたのです。

(その広告代理店は、後々の訴訟を回避するべく、むしろ同僚や部下と余計な関わりを持たないことが奨励されていました)

自分が好きでしている仕事が、周囲の人の役に立っていて、そのことを喜んでいる自分を発見するのです。

仕事での転落を機に人生が下降線を描いたのですが(そのことがあってかえってよかったのです)、人生の大切なことを気づくことができたのも仕事を通してでした。

どんな人にも輝くことができる場所(仕事)があることに、それは何歳になってからでも自分が望めば与えられることに、気がつかされた本でした。

アメリカでは映画化になるとのことですよ。

スタバが好きな人と一緒に見に行きたいものです。
(日本での公開はいつになるのかわかりませんが)

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