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まずは目の前の石ころ一つ

組織が一つにまとまると大きな力になることは、様々な場面で経験してきました。


人は家族、会社、地域、○○会などいろいろな組織に所属しております。


その組織が心ひとつになり一致するというのは、誰もが心に描いている思いであります。


その思いは植物の種に例えることができるかも知れません。


その種が蒔かれた土地に石ころがゴロゴロしていたり、いばらなど雑草が生い茂っていたら、どんなによき種であったとしても育つことはないでせう。


種を蒔く前に、石ころを取り除き、雑草を引き抜き、よい畑となるように土地ならしが必要なのです。


ここで、土地にあたるのが一人ひとりの心の領域であり、石ころや雑草にあたるのが「憎しみ」や「恨み」、また「赦さない心」であると思うのです。


それらが心の中でうごめいている限り、どんな思いの種を蒔いたとしても、そららが邪魔をして根付くことはないのであります。


実はわたしは今年のテーマとしまして、「赦しと和解」を選びました。


「赦しと和解」という作業は心の土地ならしにあたると思うのです。


わたし個人的にも何人かの人と国交断絶状態ですから(お恥ずかしい話ですが)、その人に対して、赦しと和解に向けて動いていかなければなりません。


自分の人間関係の修復を図った後は、この心の土地ならしを身近な人が出来るように手助けしていきたいとも願っています。


最終的にはその本人が相手を赦したい、和解したいという意思次第になるのですが、小生が間に入って両者の話を聞いたり、和解のテーブルを用意したり、とできることをしていきます。


時間もエネルギーもお金もだいぶ必要でしょうけど、人が真の意味で一つになるには「赦しと和解」は解決されなければならない問題だと思うのです。


数年前に実家が洪水に見舞われ、それは床上浸水で済んだのですが、家の中は泥と瓦礫の山となりました。


家の中ですから、フルトーザーが来て、いっぺんに瓦礫と泥を片付ける・・という選択はできませんでした。


目の前にある石ころや木くずを一つひとつ手にとっては運び、また戻っては運ぶという作業をひたすら繰り返したのです。


最初の頃は、この作業はネバーエンディングストーリーな気がしました。


ですが、いつしか全ての瓦礫と泥は除去され、ちゃんと住めることができるようになったのです。


それと同じように、赦しも和解もいっぺんに大きなことをしようと思わなくてもいいと思うのです。


まずは目の前にある小さなことから始めてみてはいかがでしょうかね。


例えば、感情が伴っていないとしても「○○さんのことを赦します」と言葉にポツリ言ってだけでもいいと思うのです。


それは「赦したい」という意思の表れなのですから。


意思あるところに現実はかたち創られるのです。

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2010年1月21日 18:07に投稿されたエントリーのページです。

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